映画【あの頃。】あややの魅力とオタクの熱量!泣けるラストでは仲野太賀に命の尊さを教わる。

あの頃。

映画【あの頃。】が2021年2月19日(金)にTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国で公開されました。

”ハロプロ”に魅せられたアイドルオタクの仲間たちの青春を描いた作品です。

2月20日(土)の公開記念舞台挨拶付き上映会に行ってきました!

では、映画【あの頃。】の基本情報、キャスト、あらすじ、見どころと考察、舞台挨拶について書いていきます。

映画【あの頃。】基本情報

予告編

製作年

2020年

製作国

日本

上映時間

117分

配給

ファントム・フィルム

劇場公開日

2021年2月19日

レイティング

G

上映館

https://eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=anokoro

映画【あの頃。】スタッフ

監督

今泉力哉

原作

劔 樹人『あの頃。男子かしまし物語』(イースト・プレス刊)

脚本

冨永昌敬

映画【あの頃。】キャスト

あの頃。キャスト

松坂桃李 劔樹人
仲野太賀 コズミン
山中崇 ロビ
若葉竜也 西野
芹澤興人 ナカウチ
コカドケンタロウ イトウ
大下ヒロト アール
木口健太 佐伯
中田青渚 靖子
片山友希 奈緒
山﨑夢羽 松浦亜弥
西田尚美 馬場

映画【あの頃。】あらすじ

舞台は大阪。劔(つるぎ)はバイトが忙しいせいもあり、バンドの方がうまくいかなくて落ち込んでいた。劔を心配する友人の佐伯は、パチンコでもらってきたDVDを見るように勧める。それは松浦亜弥の『♡桃色片想い♡』のMVだった。劔はアイドル・松浦亜弥から目が離せなくなった。いつの間にか涙がこぼれていた。

CDショップに駆け込み、ハロプロコーナーを眺めている劔に、店員のナカウチがハロプロのイベント案内のチラシを渡してくれた。

チラシで知ったイベントに参加した劔。会場はライブホール「白鯨」。ハロプロの推しメンや魅力を熱く語るコズミンやナカウチらの「ハロプロあべの支部」のメンバーと意気投合、打ち上げに参加させてもらい、劔は彼らの仲間になった。

仲間たちはライブDVD鑑賞、語り合い、大学の学園祭に参加するなどして、ハロプロ熱が高まっていく。

彼らは次に「恋愛研究会」というバンドを組んで、トークイベントでモーニング娘。の「恋ing」を熱唱。

ずっとこのままでいられるかと思っていたが、次第にそれぞれが別の道を歩み始める。

ライブハウスの仕事を得て東京に行ったナカウチの誘いで、劔も東京へ引っ越し、ナカウチと一緒に働くことになった。

そんなある日、劔はコズミンがガンを患っているということを知らされる。コズミンは気丈に振る舞っているが、手術のあと、骨への転移が見つかっていた。

仲間が再び集まり、コズミンの生前葬を行う。コズミンはつえをつきながら会場に現れた。そこは、かつてトークイベントをしていたライブホール「白鯨」だ。皆でまた歌を熱唱した。

劔はナカウチ経由で、あるバンドから誘いを受け、活動を開始した。

コズミンは病院のベッドで横になっている。言葉にならないうめき声で最後に望んだこととは…

映画【あの頃。】見どころ

ハロプロオタクの熱量

ハロプロオタク

何しろ、彼らのハロプロに対する熱い思いはとどまるところを知りません。推しメンについて語る、歌う、踊る。周りが引いてもお構いなしです。

あんなに愛されたらアイドル冥利に尽きますね。

歌NGのはずの松坂桃李が歌う

本来は歌は歌わないそうで、今泉監督も懸念していたそうです。松坂桃李さんは「役を通じてなら、いたしかたない」とのことで、プロ意識を感じました。

いつも仲間は一緒

お風呂

みんなで待ち合わせして一緒に銭湯に行くシーンがあります。本当に楽しそうだし、仲良しだなぁって感じです。本編中にも、舞台挨拶でも出た「中学10年生のワチャワチャ」という表現がぴったりの仲間ですね!

ザ・アイドルといった雰囲気のキラキラした松浦亜弥さん

松浦亜弥

劔が友人からもらった松浦亜弥さんのDVDを見るシーンです。『♡桃色片想い♡』を歌って踊る彼女はなんてキラキラしているのでしょう!かわいいですね。これぞアイドルって感じです。

ブラウン管のテレビに哀愁漂う感じもいいですね。劔の部屋には初期のiMacもありましたね。時代を象徴しています。

握手会での松浦亜弥を演じた山﨑夢羽さん

遠目に映ると松浦亜弥さんご本人のようでした。もちろん顔がはっきり見えても雰囲気があります。いいキャスティングですね。

映画【あの頃。】ネタバレありの考察

前半はハロプロオタク。後半は命について。

前半はハロプロオタクのパワー全開でした。仲間たちの熱量に圧倒されました。後半はちょっと雰囲気が変わります。

後半ではコズミンがガンを患い、亡くなってしまいます。命の大切さ、仲間たちの思いやりなどが描かれています。生前葬だけでなく、死後はコズミンをしのぶ会も開かれます。亡くなったらブロンズ像になる、と言っていたコズミンの言葉を受け、仲間はそれを実行します。目が光る仕様になっているのは笑えますが、仲間の愛を感じます。

この作品ではオタクだった日々を懐かしむということだけでなく、命について強く描きたかったように感じられる演出でした。

後半ではコズミンを演じた仲野太賀さんがグッと前に出てきた印象です。命の期限を知ったときに、どう生きるかを問う作品といった感じです。

ラストシーンではコズミンが言葉にならないうめき声で何かを訴えます。最終的には、外れたイヤホンを看護師がはめてくれました。これがコズミンの願いとして正解だったら、最後まで好きな音楽を聴いていたかったのでしょうね。

原作は未読なので後半の、コズミンの病気との戦いという展開を想像していなかったから驚きました。ラストはとにかく切なかったです。ご冥福をお祈りしました。

映画【あの頃。】2月20日(土)に行われた公開記念舞台挨拶

とっても和気あいあいとした舞台挨拶でした。撮影も楽しかったようで何よりですね! 上映前だったので本作への期待が高まりました!

映画【あの頃。】まとめ

映画【あの頃。】の基本情報、スタッフ、キャスト、あらすじ、見どころ、ネタバレありの考察、舞台挨拶について書きました。

笑って泣けました。ハロプロオタクの熱量に圧倒され、命についても考えさせられました。普段は聴けない、松坂桃李さんの歌声も貴重ですね。原作『あの頃。男子かしまし物語』も読んでみたくなりました。

公開記念舞台挨拶でキャスト陣が楽しそうだったことも印象に残りました。

観た人がそれぞれの「あの頃」を思い出して懐かしく感じ、今を大切に生きようと考えるきっかけになるかもしれません。

画像出典:公式HP

松坂桃李
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